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  初心者からトップジュニアやプロまで延べ1万人を超えるクラブ製作実績を基に、高精度組立・精密調整で、高品質のカスタム ゴルフクラブを製作することができます。

  ゴルフクラブ全体の統一感を重視、精巧に組み立てられた カスタムクラブやオーダーメイドクラブは、振る毎にクラブが正しいスイングを教えてくれます。 「正しいスイングはクラブによって作られ クラブが変われば スイングも変わる」

既製品クラブとオーダーメイドクラブの違いとは




CAREFULLY SELECTED CLUB HEAD

完成度と機能美で選ばれる ”最高峰” 地クラブ

CAREFULLY SELECTED GOLF SHAFT


LPGA世界ランクトップ10の内8人が使用する No1シャフト!



CAREFULLY SELECTED DRIVER HEAD

飛距離の野望を満たす No.1 DRIVER


カスタム オーダーメイド クラブの知識
完璧なクラブを手にするために...

 

CUSTOM CLUB ASSEMBLY


シャフトの正しい方向とは?

シャフトが正しい方向に挿されていないクラブはヘッド軌道が不安定になります。
 シャフトのロゴの位置が揃えられているクラブは正しく装着されていない場合があります。
 適切な方向に取り付けることによりスイング軌道も安定しミート率も激的に良くなります。

 ゴルフシャフトは、完全に真っ直ぐで均一な太さのシャフトは作れません。規則性がなく弓反っています。振動や硬さも完全に同じものはありません。

 ゴルフシャフトは、製造過程でスパイン(背骨)が不特定な箇所に生まれます(硬い筋)。これらの影響でシャフトはシナリ易い方向とシナリ難い方向が必ず発生します。シャフトの装着方向によって硬さやシナリ方向が大きく変わります。

 反りや歪は簡単に体感できます。スリーブ付きシャフトでポジションを変えるとスパインの位置が回転します。シャフトの角度を変えて撓りを感じてみてください。シャフトの挙動の変化に気づくはず。スリーブポジションを決めてからスパインアライメントをするべきです。

 また、シャフトの反りによってライ角やロフト角が変わります。曲がりの程度によりますが、装着方向しだいで、ライ角は±0.3°〜±0.8°、ロフト角は±0.5°〜±1.0°変化します。
 シャフトが斜めに入っているように見えるのはこれが原因の場合があります。

 反りの強いシャフトではボールの芯を捉えられない!(良いスイングが再現できない)
この問題を回避するためには、シャフト装着時に適性方向に位置合わせ合わせをすることです。そうすることで、シャフトの挙動を安定させ、タイミングが取りやすくなり、芯に当たりやすくなります。また、ミート率が向上するため飛距離や方向性も良くなります。

 シャフトのロゴマークが揃えられていると番手ごとに違った方向にしなる場合があります。
 多くのシャフトメーカーはスパインや360°で最も硬いい位置をシャフト上に(バット側に)位置表記するようにしています。しかし、この位置表記をどの方向に向けるのが最良なのかというノウハウを完全に理解するにはかなりの時間と経験が必要です。世界のトッププロが採用しているこの調整方法は今や必要不可欠と言えるでしょう。
 ※基本的にトッププロが使用するシャフトはなるべく歪の少ないシャフトを選別して装着します。その上で更にスパイン・アライメント調整をしているのです。

 世界のトッププロ (T.ウッズ、D.ジョンソン、松山英樹、R.ファウラーたち ) のクラブは当然のこととして調整されています。
「スパイン・アライメント調整を公表しているツアープロ」は こちら

 
▼ 続きを読む ⇒ シャフト スパインアライメント調整へ
 

クラブは身長や手の長さにフィットしてますか?

 アドレスでの前傾軸とクラブの重心線は90°〜100°
 これは、クラブヘッドが理想のプレーン(振り子運動)を描くために最も重要です。まず、身長や手の高さを基に、理想の前傾角度が作れるクラブの長さを確認する」そして「身長とクラブの長さから適性のライ角を計算して調整する」これが基本となります。
適正なライ角の計算はこちら

 単にヘッドのネックを曲げるライ角調整では重心バランスが狂い、逆に打ちにくいクラブになることがあるので注意が必要です。(クラブを長くする場合はシャフト重量を軽く硬く、短くする場合はシャフトを重く柔らかくするかヘッド重量を重くすることも考慮しなければならず、HSがMAXになるようにクラブ総重量の調整も重要です。)

 アドレスした時のアームシャフト角はどの番手でも同じ角度(140°〜150°)を意識し、下半身の角度は同じで、番手ごとに(約1°)股関節から前傾角度だけを変えていく。これでどの番手でも理想的な前傾とクラブの重心線が90°〜100°の完璧なアドレス(ポスチャー)が作れるのです。
(クラブの重心線=グリップエンドからヘッドの重心を結ぶ線。クラブはシャフトの線を振るのではなく、空中にある重心線を振らなければ芯に当たらない。だから難しいのです。)
 

 インパクト時の前傾角度もクラブの長さとライ角度が大きく影響します。体型に合わせていないクラブでは正しいimpactの型を作れません。体型に合わせてクラブ(長さとライ角)を調整し、その番手毎に正しい前傾角度を決めることで、番手ごとに理想の角度で強いインパクトができるのです。
 正しい前傾姿勢が正しいimpactの型を作ります( スイング軸とクラブの重心線は90°-100°が絶対!)。そして、正しい振り子運動(プレーン)がヘッドを最大に加速させ、飛距離も飛躍的に伸びるのです。
 
[身長とクラブの長さからライ角度をチェック]は こちら

 

クラブは あなたの体力にフィットしてますか?

 クラブは、自分の体力や能力に合わせなければ効率の良い正しいスイングをさせてくれません。 まず、ヘッドスピードや飛距離から自分の適正な数値を割り出しましょう。そして、クラブの リアル・スイングウェイト(ダウンスイング時に感じるクラブの重さ)が最適になるように調整します.。そうすると「クラブの重力による自然落下」と「腕を振り下ろすテンポ」が同調し、クラブは正しいベクトル(クラブ自らが動こうとしている方向)に向かって加速するのです。  
 このリアル・スイングウェイトを好みの値に合わせる方法としてクラブ慣性モーメント(クラブMOI)を合わせる手法があります。全番手でクラブMOIを同じ数値に合わせるとクラブは全番手で同じ周期で振り子運動をします。
 しかし、ただ単にクラブMOIを揃える(クラブMOIマッチング)だけでは、全番手が同じ感覚で振れることにはなりません。これは、クラブの重力落下や加速度が加味されていない単に振り子周期を測っているからです。この数値と実際にクラブを振った時の感覚に相対関係にあるかどうかの根拠はありませんが、クラブ作りの指標や基準値にはなると考えられます。
※MOIとは力学用語で慣性モーメント (Moment of Inertia)の略語です。

★「クラブMOIマッチング」について
 「クラブMOIマッチング」を行う方法として殆どの場合、一般的に売られている「クラブMOIスケール」でクラブのMOI値を計測し、すべてのクラブで同じMOI値になるように調整しています。これで、すべての番手がどれか分からなくなるくらい同じように振れる最適なクラブになるということですが・・。 クラブを最適な状態にする要素は沢山あり、このような単にMOIマッチングをするだけで最適なクラブになることは有り得ません。クラブは総合的な見地でそれぞれの要素を考えて組立や調整をしなければ完璧なクラブにはならないのです。

 

バランスとクラブレングスの真実

□ バランスを揃えると難しいクラブになる。
 
 クラブのバランス(C9 D1 D2・・)は、スイング中に感じるクラブの重さ(スイングウェイト)や振り易さとだと思ってるとしたら、それは間違いです。バランスを安易に合わせたり揃えたりするとクラブ全体の統一感が無くなり、長い番手が振りにくくなったり逆に短い番手が振りにくくなったりもします。
 
 バランスは結果としてその値がフローするべきです。適正な値にフローさせるにはクラブのMOI(慣性モーメント)を合わせることです。その結果としてバランス値は約0.4point stepでフローします。ただし、起点となる適正値は人それぞれ違うので、マッチする値を現在使用しているクラブから探り当てることが必要となります。この作業は大量生産されるメーカーのクラブではできないのです。
 
 バランス(ロリスミック・スイングウェイト)は、クラブを組み立てる工場で同一製品を作るために考えられた計測方法です。これはクラブを天秤ハカリの上に載せ、静止した状態でヘッド側に偏る重さを計測しながら目標の値になるようにシャフト先端に重りを入れて合わせます。簡易的に外見上では同一商品として大量生産できるのです。(ミズノは100%この生産方式なので中身はバラバラです)
 このバランスさえ合わせていれば、グリップ側を持った時に同じ重さのように感じます。しかしスイングしたりクラブが動いた時のときの重さ(慣性モーメント)ではないので同じように振れません。このミズノ方式で作られたクラブは性能的には決して良いクラブではありません。
 
 また、バランス表記は、クラブを販売する時点でも「あなたにはD0~D1が合ってますよ」などと、さも洋服の体形サイズのように説明できるので消費者に納得させやすいこともバランス合わせという概念が作られた理由でもあります。
しかし、実際バランスのD0って具体的にどういう意味があるのか? どの数値が適正なのかなんて誰もわからないのです。バランスはクラブを持った時の重さであって、振った時の重さではないからです。
 量産クラブの組み立てとか売りやすくするために使われるこの間違ったスイングウェイト・バランスという言葉や記号のマジックに誤魔化されてはいけません。このバランス値が自分に合ってる適正なクラブだと錯覚させる それがバランス正体なのです

 □ バランスで揃えられた既製品クラブの問題点
 
 バランスで揃えられたクラブは、スイングしたときのクラブに統一感がなくなり、前後の番手を同じように振ることが難しくなることは科学的にも実践的にも解明されています。
 
 今や知識のあるゴルフ工房やプロゴルファの中でも「バランスは気にしない。適度にフローさせるのはあり」というのが常識となっています。※これは簡易的にクラブMOIを合わせることにもなります。

 クラブの動きやすさは、グリップエンドからヘッドの重心位置までの距離が短ければ短いほどクラブは軽く感じ、クラブは速く動き(振れ)ます。
 
 ところが、バランス合わせや長さを基準に作られているクラブは、長いクラブに向かって段々と重心位置が長くなっています。なので、必ず、長いクラブに向かって段々と動きにくくなります。
番手ごとに同じスイングをすると、逆にミスショットする確率が高くなるのはこれが主な原因といえるでしょう。 番手ごとに違う曲芸のようなスイングをマスターしなければ 全番手で上手く打つことが難しくなるのです。
 
 特にラウンド中は 無意識に直前に使用した番手と同じテンポでスイングしてしまいますが、クラブは前の番手と同じようには動いてくれません。クラブの動きが不安定になり、腕や手首で操作し修正しようとすることからスイングテンポを乱してしまい結果ミスショットになってしまうのです。

 クラブに統一感を与えて全体的に振りやすくするためには、ウェッジからドライバーにかけて、クラブの重心位置をなるべく近づけたり、クラブMOI値(スイング中のクラブの動き易さ)や各部品とのバランスを測りながら適正な数値の流れを作ることが大切です。そして、結果として、完全に調整されたクラブは長さが規則正しくステップしないのです。
 
 完璧なクラブを作るためには、これら全ての数値の関係をベストな状態(ベストマッチング)になるように調整することが必要です。これは、道具としての正しいクラブを作るための絶対条件です。
 
 既製品クラブや科学的な知識のない工房で製作されたクラブは 、適当に決めた根拠のない長さやバランスで製作していることが殆どです。
残念ながら、そのクラブは道具ではなく、クラブという名の杖(棒)にしか過ぎないのです。

クラブの長さは ヘット重量とシャフト重量と重心位置で決まる
 既製品クラブのように、根拠なく決められた長さで組まれたクラブは、ヘッドやシャフトの個体差(ばらつき)による問題を解消せず、ヘッド(ホーゼル)に重りを入れてバランスだけを合わせられています。
※この組み立て方法では良いクラブになるはずがありません。
 
 本来、ヘッドやシャフトの誤差は長さで調整するべきです。しかし、量産工場では一本一本のシャフトの長さを変える作業は不可能です。なので、「重り」をシャフト先端に入れてバランスだけを揃えるのです。もちろん根拠のないバランスで揃えるとクラブは本来あるべき動きをしなくなります。
これがミズノが考えた大量生産方法です。ミズノクラブはシャフトを適当な長さで自動機でカットして先にグリップを挿してしまいます。そしてすべてのクラブに重りを入れて適当にバランスだけ合わせます。
 
 既製品のヘッドやシャフトには、必ず誤差や歪が存在します。
 
● 既製品のヘッド(アイアン)は軽く作られていて、さらに 「5g~8g」の大きな誤差がある。
番手間の重量差もバラバラな状態。カスタムのヘッドとしてはとても使えない。
シャフトの重量や硬さ(剛性、振動数)バラツキが大きく、同じ製品でも重心位置や太さまで違うものまである。
 
● 地クラブのヘッド重量は、概ね「誤差0.5g前後」の驚異的な精度で収まっている。
番手間ステップは、ロングアイン~ミドル=7g、ミドル~ショート=7~8gステップ(±0gの精度)
シャフトは全てこの番手間ステップ7gに合うように設計されている。
 
 ※これら既製品(量産品)パーツのバラツキは想像以上に大きい。
修正や調整をすることで良くなるものもあるが完全にはならないでしょう。
また、長さを指定したり、そもそもヘッドの重量誤差が大きいと調整することさえ不可能になります。
完璧なクラブにするためには番手間の誤差が±0.2g以内のカスタム用ヘッドを使用することが必須条件となります。

 

 クラブの長さと飛距離の関係について
 クラブの長さを変えると飛距離はどのくらい変わるのか?

 
 スイングやミート率やヘッドスピードは人それぞれなので、あくまでも物理学的な理論値で計算すると、 クラブの長さが0.5インチくらい長くなっても飛距離は殆ど変わりません。
であれば、逆に短くしてミート率を上げたほうが飛距離は断然伸びるのです!
標準的な飛距離がでない方は長さではなく、ミート率(芯に当たってるか)を疑ってください。
 
・クラブが1インチ長くなればヘッドスピードは1m/sほど上がります。
・ミート率=ボール初速÷ヘッドスピード(ヘッドの芯をボールの芯に当てられる確率ともいえる)
 
一般的なアマチュアのミート率は平均で1.3前後で、プロでも1.5ぐらいだとわかっています。
ミート率の上限は1.56、規則(R&A、USGA) では、1.56を超えるボールは使用できません。
 
クラブの長さを1インチ(25.4mm)長くすると飛距離は約5.2ヤード(4.7m)伸びますが・・・
※クラブが長くなればなるほどミート率は落ちます。飛距離の根源はクラブの長さではなくてミート率。
シャフトを1インチ長くすると = ヘッドスピード+1m/s
ヘッドスピード1m/s × ミート率1.3 = ボール初速1.3
飛距離係数4 × ボール初速1.433= 5.2ヤード(4.7m)伸びる
 
クラブの長さを0.5インチ(10.3mm)長くしても飛距離は僅か約2.7ヤード(2.4m)しか伸びない
※であれば短くしてミート率を上げる方が絶対に飛ぶ!
シャフトを0.5インチ長くすると = ヘッドスピード+0.5m/s
ヘッドスピード0.5m/s × ミート率1.35 = ボール初速0.635
飛距離係数4 × ボール初速1.35 = 2.7ヤード(2.4m)伸びる

 

ゴルフクラブ適正チェックツール



※クラブ組立ツール、クラブMOI調整・スイングウェイト計算ツールを使用するには、
ある程度のクラブ構造力学に関する知識が必要です。
詳しくは「お問い合わせ」からご質問ください。

▼ツールの使用について

※クラブMOIマッチング・スイングウェイト計算ツールは、クラブを最適な状態に組み上げるための条件を自動計算させるツールです。クラブを構成するパーツ(ヘッド、シャフト、グリップ、ソケット、接着剤、テープ等)の重量・長さを番手ごとにどのくらいにすればスイングウェイトやクラブ慣性モーメントやバランスが目標値になるかを自動計算するツールです。シャフトをカットする前にカット後のバランスも高精度で自動計算されます。
  ※注意! ツールで計算された数値はあくまでも物理計算上の値です。クラブを構成するパーツの製造誤差や歪みが大きいと計算上のクラブにはなりません。特にヘッドとシャフトは精度が高いものを使用すること。これが計算どうりのクラブを製作するための絶対条件となります。
 尚、本ツールに関しましては、当社でオーダーメイドクラブを製作されるお客様だけに当社のクラブ製作理論・先進技術をご理解いただくために顧客・会員様のみに提供していおります。

<※注意>本項のゴルフクラブの組立方法に関する文章・ソフトウェア及びデータ等の著作権、ノウハウ(知的財産権)は、特に明記のない限りすべてゴルフクラブ科学研究所に帰属します。これらの情報の全部または一部を許可無く複製、転載、出版に二次利用、リバースエンジニアリング、その他、営利な目的で利用することは認めておりません。
本項内の文書・ソフトウェア・データ等の利用に関しては、営利的な目的で利用されないという前提で、無償で使用することができますが、改変することは認められません。
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ゴルフクラブ組立・自動計算ツール

■自動計算ツール 入出力機能
[パーツの実測値を入力]
・ヘッド重量 / シャフト重量(カット前)/ シャフト長(カット前) / グリップ重量 
[仕上がり目標値を入力]
・クラブの長さ / 番手間ステップ長 / クラブMOI / バランス

[出力される仕上がり値]
・クラブ総重量 / シャフト重量(カット後)/ シャフト長(カット前)/ シャフト重量 / バランス(14inch法)
[出力されるクラブMOI値]
・クラブMOI(グリップ支点)/ クラブMOI(ダウンスイング時)/ クラブMOI-MAX 
・スイングウェイト(ダウンスイング時)/ スイングウェイトMAX / シャフトのスイングウェイト

[その他の設定項目(暫定値あり)]
・腕の長さ(肩~親指の付け根)/ ボーゼルの高さ / シャフト重心位置 / シャフトチップ挿入長 / グリップ長
・グリップエンド厚 / ソケット重量 / グリップ下巻き(テープ重量)/ 接着剤重量